アーセナルとそのファンは指揮官アルテタの仕事をもっと長い目で見るべきだ【現地発】
アーセナルは過渡期にあり浮き沈みがあって当然だ
サカ(右)をはじめ、スミス・ロウなど有望な若手が次々と台頭中。アルテタ監督はアーセナルが進むべき正しい道を示している。(C)Getty Images
クリスマス前の不調時は解任説まで囁かれた。その後の復調により去就の話題は沈静化したとはいえ、すべての結論を急ぎ過ぎではないだろうか。アーセナルとそのファンは、アルテタ監督をもっと長い目で見るべきだ。(文:オリバー・ケイ/訳:井川洋一 2021年1月21日発売ワールドサッカーダイジェスト『ザ・ジャーナリスティック イングランド』を転載) ―――◆―――◆――― 返す返すも奇妙なシーズンだ。 リバプール、マンチェスター・シティ、マンチェスター・ユナイテッド、チェルシー、トッテナム・ホットスパーのいずれもが、すでに大きな浮き沈みを経験している。ユナイテッドは開幕6試合で2勝しか挙げられず、しかも4節トッテナム戦はホームで1-6の大敗を喫しており、さらにチャンピオンズ・リーグ(CL)はグループステージで敗退。オレ・グンナー・スールシャール監督には大きな重圧がかかっていたは
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