【ナショナルズ4－9パイレーツ】＠PNCパーク

2回裏に勝ち越しの2点タイムリーを放ったパイレーツのニック・ゴンザレス（MLB Advanced Media）

　日本時間9月6日、パイレーツは本拠地PNCパークでのナショナルズ4連戦がスタート。その初戦は前日に継投ノーヒッターを食らったパイレーツ打線が奮起し、9対4で逆転勝利を収めた。パイレーツ先発のベイリー・フォルターは初回に3点を失ったが、5回7安打3失点と立ち直り、7勝目（7敗）をマーク。6番手のアロルディス・チャップマンが最終回のピンチをしのいで6セーブ目を挙げ、ナショナルズ先発のジェイク・アービンは12敗目（9勝）を喫した。 【動画】パイレーツ打線が2回裏に一挙5点を奪って逆転に成功する 　初回にフアン・イェペスのタイムリー二塁打とアンドレス・チャパロの3号2ランで3点を先制されたパイレーツは、2回裏に反撃を開始。一死から連続四球で1・2塁とし、ジャレッド・トリオロのタイムリーでまず1点を返した。二死後、アイザイア・カイナー＝ファレファとブライアン・レイノルズに連続タイムリーが飛び出し、3対3の同点に。二死満塁となったあと、ニック・ゴンザレスが勝ち越しの2点タイムリーを放ち、一挙5得点のビッグイニングとなった。 　3回裏にヤスマニ・グランダルのタイムリーで6対3とリードを広げると、6回裏には二死満塁から捕逸、死球、二者連続押し出し四球とナショナルズ投手陣の乱調もあって3点を追加。9回表に押し出し死球で1点を返されたが、一死満塁の場面でマウンドに上がった6番手のチャップマンがホセ・テナを空振り三振、イルデマロ・バルガスをショートゴロに仕留め、9対4で4連戦の初戦を制した。敗れたナショナルズはパイレーツを上回る10安打を放ったが、得点圏では13打数2安打。9つの四球を与えるなど、投手陣の乱調も痛かった。