長谷部誠が6年在籍の浦和に感謝「日本一のサポーターがいて、キャラクターの濃い選手が多くいて…」引退会見
今季限りで現役を引退した元日本代表主将のMF長谷部誠(フランクフルト)が24日、都内で引退会見を行った。「後悔は全くしていない。大きな満足とともにキャリアを終えられた」と22年間の現役生活を振り返った。 【写真】長谷部誠の美人モデル妻、娘&息子とハグ * * * 長谷部は「プロ生活をスタートさせた最初のクラブが浦和だったことは、本当に幸運だった」と振り返った。「日本一のサポーターがいて、キャラクターの濃い選手がたくさんいて…。多くのタイトルがとれた浦和での6年間は、非常に大きかったです」 高卒1年目はリーグ戦出場なし。2年目にプロ初先発した試合ではレッドカードをもらって退場した。「非常に難しいスタートを切りました」と苦笑いで回想したが「自分が浦和でなぜあそこまで成長できたかというと、サポーターの存在が本当に大きかったなと思います。平均して5万人、それ以上入る場合もあった。それだけの応援があるとプレッシャーもあるが、そのプレッシャーが自分を成長させてくれた。ファン・サポーターとの出会いは大きかった」と感謝した。 浦和では数多くのタイトルを獲得した。「あの時代の浦和は毎年日本代表クラスが入ってきて、負けん気の強さも発揮してすごく成長できたと思う。プロ最初のクラブが浦和だったことは幸運だった」と笑顔を交えて振り返った。 ブンデスリーガ通算384試合(7得点)に出場。これはドイツ以外の外国人選手として、ポーランド代表FWレバンドフスキと並び歴代2位の記録となる。日本代表は06年にデビューし、W杯は10年南アフリカ、14年ブラジル、18年ロシアの3大会で主将として出場した。代表通算114試合2得点。今後はドイツを拠点とし、指導者としてのキャリアを歩んでいく。
報知新聞社