伊賀市長選、立候補6氏の横顔 三重
◆萩森正治候補、院生時代は素粒子研究◆
政界との関わりはほとんどなかったが、現市政に「市民の声が届いていない」と感じて初挑戦。半年前に立候補を表明してからは毎日、ビラ配りにいそしんだ。 大学院生時代は宇宙物理や素粒子を研究。「昔から物事の根源を調べるのが好きだった」。その過程で得たプログラミング技術を生かし、IT関連の大手に就職した。 職場環境には満足しつつも「何かが違う」と思い、1年ほどで退職。地元に帰ってからは、父を「親方」と呼びながら木造家屋の設計や建築を手がける。 「自分の想像を形にできる」と、建築業の魅力を語る。施主の求めに応じて既存の住宅に2階部分を建てたことも。「実家に戻る人を迎える手助けができた」 両親との3人暮らし。趣味はアニメや漫画。好きな作品は「北斗の拳」「ドラゴンボール」「ガンダム」など。「今も週刊少年ジャンプを愛読している」