サッカー天皇杯、神戸とG大阪が決勝進出…関西勢同士の対決は1953年度大会以来
サッカー・第104回天皇杯全日本選手権準決勝(27日・ノエビアスタジアム神戸ほか)――いずれもJ1同士の対戦で、神戸は京都に2―1で勝ち、初優勝した2019年度大会以来の決勝進出を決めた。G大阪は延長戦の末、横浜Mを3―2で破り、4大会ぶりの決勝に進んだ。関西勢同士の決勝は1953年度大会(全関学―大阪クラブ)以来。決勝は11月23日に国立競技場で行われる。
勝負所で守備が綻んだ横浜M
横浜Mは、つかみかけていた決勝の舞台を逃した。88分、ゴール前のこぼれ球をDF松原が押し込んで勝ち越した。だが、直後に追いつかれ、延長後半ロスタイムに決勝ゴールを許した。勝負所で守備が綻び、松原は「勝ち越した後に、より集中しようと、みんな思っていたはずだが、(決勝への)思いが足りなかった」と肩を落とした。