「氷ボリボリ」は病気のサインの可能性も 放っておくと怖い理由 医師が解説
氷食症は精神的な問題から起こる場合も
氷食症は、鉄欠乏性貧血が原因でない場合もあります。それは、強い精神的ストレスや強迫観念により引き起こされる場合です。 ストレスを感じると、何度も同じ行動を繰り返さずにはいられないという強迫性障害により氷を食べ続けることがあります。また、氷食症に加えて、拒食・過食といった行動が同時にみられる場合もあります。 氷食症を放っておくと、大量の氷をガリガリと噛んで食べ続けることで、歯に負担がかかり、歯の表面が徐々にすり減ってしまいます。ほかにも、あごに負担がかかり、痛みを感じたり、口が開きにくくなったりする顎関節症を引き起こすおそれが。 いずれにしても大きな病気が隠れているサインの可能性があるので、もしも自分自身や周囲の人に氷食症の疑いがある場合は、できるだけ早めの受診を心がけましょう
Hint-Pot編集部