第71回マカオGPに参戦するSJMセオドールレーシングがお披露目会見開催
マカオで年に一度開催されるモータースポーツの祭典「マカオグランプリ(Macau Grad Prix)」の開幕が間近に迫っている。今年(2024年)の第71回大会は11月14~17日の4日間にわたって開催予定。 マカオで複数の統合型リゾート(IR)を運営するSJMリゾーツ社(SJM Resorts S.A.)は11月12日、傘下のIRグランドリスボアホテルで同社がメインスポンサーを務めるレーシングチーム「SJMセオドールレーシング(SJM Theodore Racing)」の披露会見を行った。 今大会、SJMセオドールレーシングはプレマ(PREMA)及びVincenzo Sospiri Racing(VSR)と組み、SJMセオドールプレマレーシングとして「マカオグランプリ – FIA FR(フォーミュラ・リージョナル)ワールドカップ」、SJM VSRセオドールレーシングとして「マカオGTカップ – FIA GTワールドカップ」の2つの看板レースにそれぞれ参戦するとのこと。 FIA FRワールドカップに参戦するSJMセオドールプレマレーシングのドライバーはスウェーデンのディノ・ベガノビッチ選手(FRヨーロッパチャンピオン)、英国のフレディ・スレーター選手(UAE及びイタリアF4チャンピオン)、アイルランドのアレックス・ダン選手(ブリティッシュF4チャンピオン)という世界的な才能を持つ次世代トリオを起用。 また、GTワールドカップについて、SJM VSRセオドールレーシングはマカオで十度のチャンピオンに輝き「ミスターマカオ」のニックネームを持つスイスのエドアルド・モルタラ選手とニュルブルクリンク24時間レースのウィナーであるイタリアのマッテオ・カイローリ選手を擁し、ランボルギーニ・ウラカンGT3 Evo2の2台体制で臨むという。 SJMリゾーツは同チームのスポンサーと同時に、今大会の最上位にあたるエリートスポンサーも務める。