【アイビーS】マスカレードボールが好タイムで無傷V2 戸崎圭太「いい形で成長しています」
19日の東京9R・アイビーステークス(リステッド=芝1800メートル)は、戸崎圭騎乗で3番人気のマスカレードボール(牡・手塚)が3番手追走から直線で鋭く伸びて優勝。デビューから無傷の連勝を飾った。勝ち時計1分45秒8(良)は東京芝1800メートルの2歳戦として史上2位タイの好タイム(レコードはコントレイルの1分44秒5)。1馬身半差の2着が1番人気のピコチャンブラックだった。 鞍上の戸崎圭は「能力は感じていたけど、(内にモタれた)新馬戦の走り方だとどうかと思っていました。いい形で成長しています。コーナーでまだ少しモタれるところはあったけど、徐々に解消してくれれば」と評価した。次走は未定。 1番人気のピコチャンブラック(牡・上原佑)は2着。石橋は「状態はもちろん良かったし、競馬の前の雰囲気も良かった。落ち着かせることや走ることに対して嫌にならないよう調教してきてレースでも保てていました。外から(シルバーレイン)行ってくれて、いいペースで流れて最高の形でしたが、厳しいレースをして結果だけが残念。内容は良かったです」と振り返った。 GⅠ馬ノームコアの子で2番人気だったシルバーレイン(牡・萩原)は逃げて3着。鞍上のルメールは「一生懸命すぎました。怒ってはいなかったけど、力がすごいからハナに行く形に。マイペースだったけど坂を上っていっぱいになった。マイラーっぽい」と悔しがった。
東スポ競馬編集部