メッシのマイアミに新クラブW杯出場権 今季MLSレギュラーシーズン1位で31番目のチームに決定
国際サッカー連盟(FIFA)は19日、アルゼンチン代表FWリオネル・メッシが所属する米MLSのマイアミが、新方式に改編されて2025年に米国で開催されるクラブW杯の出場権を獲得したと発表した。未定だった開催国枠を今季MLSレギュラーシーズン1位で「サポーターズ・シールド」を獲得したマイアミに割り当てた。 メッシが加入2季目を迎えたマイアミは19日の最終戦でバロンドール(世界最優秀選手)受賞8回のスーパースターが後半12分からの出場でMLS初のハットトリックを達成して6―2で勝利。勝ち点74で21年にニューイングランド・レボリューションが残した73を超えるレギュラーシーズン新記録を樹立した。 新方式のクラブW杯には32チームが参加。21~24年の各大陸連盟のクラブ大会の成績で決まり、原則として欧州CLなどを制した大陸王者は自動的に出場権を得る。マイアミは31番目のチームに決まり、残るは今季リベルタドーレス杯(南米王者決定戦)の勝者を残すのみとなった。 出場枠には1カ国2チームの制限があるが、大陸王者は制限外で南米ではブラジルの3チームが出場権を得ている。各大陸の枠と出場が決まっているチームは以下の通り。 【欧州】(12枠) ▼欧州CL王者 20~21年=チェルシー(イングランド)、21~22年、23~24年=レアル・マドリード(スペイン)、22~23年=マンチェスター・シティー(イングランド) ▼ランキング上位 バイエルン・ミュンヘン(ドイツ)、パリ・サンジェルマン(フランス)、インテル・ミラノ(イタリア)、ポルト(ポルトガル)、ベンフィカ(ポルトガル)、ドルトムント(ドイツ)、ユベントス(イタリア)、Aマドリード(スペイン)、ザルツブルク(オーストリア) 【南米】(6枠) ▼リベルタドーレス杯王者 21年=パルメイラス(ブラジル)、22年=フラメンゴ(ブラジル)、23年=フルミネンセ(ブラジル)、24年=未定 ▼ランキング上位 リバープレート(アルゼンチン)、ボカ・ジュニアーズ(アルゼンチン) 【アジア】(4枠) ▼アジアCL王者 21年=アルヒラル(サウジアラビア)、22年=浦和(日本)、23~24年=アルアイン(UAE) ▼ランキング上位 蔚山(韓国) 【アフリカ】(4枠) ▼アフリカCL王者 20~21年、22~23年、23~24年=アルアハリ(エジプト)、21~22年=ウィダド・カサブランカ(モロッコ) ▼ランキング上位 エスペランス(チュニジア)、マメロディ(南アフリカ) 【北中米カリブ海】(4枠) ▼北中米カリブ海CL(23年からチャピオンズ杯) 21年=モンテレイ(メキシコ)、22年=シアトル(米国)、23年=レオン(メキシコ)、パチューカ(メキシコ) 【オセアニア】(1枠) ▼ランキング上位 オークランド(ニュージーランド) 【開催国=米国】(1枠) ▼マイアミ(米国)