1月スタートのおすすめ展覧会16選:今津景、パウル・クレー、恵比寿映像祭、古代エジプト展など【2025年版】
【京都】「蜷川実花展 with EiM:彼岸の光、此岸の影」(京都市京セラ美術館)
京都市京セラ美術館にて蜷川実花が各分野のスペシャリストによるクリエイティブチームEiM(エイム)とともに手がけた関西最大規模の個展が開催される。本展では、蜷川が京都の街から得たインスピレーションを基に、10話にわたる「絵巻体験」を構築。映像インスタレーションや立体展示を通じて、鑑賞者を物語の主人公として迎える。アーティストの内面に触れるとともに、自身や世界とのつながりを問い直す体験を創出する試みである。 会場:京都市京セラ美術館 会期:1月11日~3月30日
【香川】「『第1回 MIMOCA EYE/ミモカアイ』大賞受賞記念 西條茜展」(丸亀市猪熊弦一郎現代美術館)
若いアーティストが独自の才能をはばたかせる場として2022年に始まった公募展「MIMOCA EYE」。その第1回大賞受賞者である西條茜の個展が開催される。陶の空洞に身体との共通点を見出した西條は、内臓を想起させる造形や、息や声を吹き込むパフォーマンスを通じて、作品と身体の境界を探求してきた。本展では陶作品に加え、息を吹き込む過程を伴うガラス作品も発表する。 会場:丸亀市猪熊弦一郎現代美術館 会期:1月26日~3月30日
【福岡】「誕生85周年記念 トムとジェリー展 君が笑うと、僕も笑っちゃう」(福岡市美術館)
1940年に誕生したアニメーション『トムとジェリー』は、2025年に85周年を迎える。本展では、長年にわたって描かれてきたトムとジェリーの楽しい日常を紹介し、ふたりの関係性や仲間たちに焦点を当てる。また、ユニークなオブジェや撮影スポットも設置し、来場者がトムとジェリーの世界を体験できる体験型の展覧会となる。 会場:福岡市美術館 会期:1月25日~3月20日
【沖縄】「やんばるアートフェスティバル2024-2025 山原本然」(大宜味村立旧塩屋小学校など)
2021年に世界自然遺産に登録された沖縄本島北部を会場とする芸術祭。総合ディレクターを石垣島生まれのアーティスト・仲程長治が務める。8回目を迎える本年度は「山原本然」をテーマに、「エキシビション部門」「クラフト部門」の2部門でプログラムを構成。現代アートの作品が集まる「エキシビション部門」のディレクターは金島隆弘が担当し、31組のアーティストがサイトスペシフィックな作品を発表する。 会場:大宜味村立旧塩屋小学校 (大宜味ユーティリティーセンター)など 会期:1月18日~2月24日
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