ラグビー 早大ルーキーの田中健想、帝京大戦で前半ハットトリック 全勝対決は26―10とリード
◆ラグビー▽関東大学対抗戦 帝京大―早大(3日、秩父宮ラグビー場) 対抗戦が行われ、早大と帝京大の全勝対決は、早大が前半を終えて26―10とリード。1年生のWTB田中健想がハットトリックの活躍で、秩父宮をわかせた。 先制は早大。前半13分、敵陣での7次攻撃からSO服部亮太が大外へラストパス。WTB田中健想が相手インゴールに飛び込み、1年生コンビでトライを挙げた。同19分には、敵陣でのスクラムを押し込んで右へ展開。22メートル内でボールを持った田中が連続トライ、キックも決まり12―0とした。勢いの止まらないルーキーは、22分にも敵陣深くでのクイックスタートから、フッカー佐藤健次(4年)のラストパスを受けトライ。前半だけでハットトリックとした。 昨季の大学王者の帝京大も前半27分、敵陣左サイド深くのラインアウトでサインプレーから、フランカーの青木惠斗(4年)がトライ。35分にも再び青木が早大インゴールにねじ込み、連続トライで10―19と点差を詰める。それでも早大は前半終了間際に、SO服部が鮮やかなランで追加点。26―10とリードを広げ折り返した。
報知新聞社