約7割が二本足で立つ猫を目撃!【調査】猫が「二本足で立つ」シチュエーションとは? 立ち上がりやすい猫には傾向も|獣医師解説
【獣医師解説】猫が二本足で立つ状況とは? 二本足で立ちやすい猫には傾向も
二本足で立つ猫がいるようですが、どのような理由があるのでしょうか。また、どのようなタイプの猫が二本足で立つ傾向にあるのでしょうか。ねこのきもち獣医師相談室の原 駿太朗先生に聞きました。 原先生: 「二本足で立つという猫の動作は、以下のようなシチュエーションで見られやすいと思います。 ・視野を広げたいとき ・外敵を威嚇するとき ・驚いたとき ・遊んでいるとき 行動の理由としては、『周囲の物音や気配を高い位置からよりはっきりと確認したい』などといったことが考えられるでしょう。 二本足で立つ猫には傾向があり、好奇心が強く、周囲に興味を持ちやすい性格が挙げられるかと思います。また、これは学術的にそう言われているわけではないと思いますが、マンチカンでよく見られるようです。マンチカン特有の短い手足が関係しているかもしれませんね」
猫が二本足で立っているときに注意したいことは
原先生: 「猫は本来、四足歩行の動物なので、長時間二本足で立つことは体に負担がかかる可能性があります。無駄に猫にリスクを負わせる必要はないと思いますので、立ってくれる条件がわかったからといって頻繁に立たせないようにしてあげましょう」 (監修:ねこのきもち獣医師相談室 獣医師・原 駿太朗先生) ねこのきもちWEB MAGAZINE『二本足で立つ猫に関するアンケート』 ※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。 ※記事と写真に関連性がない場合もあります。 ※記事の内容は2024年9月時点の情報です。 取材・文/雨宮カイ
ねこのきもちWeb編集室