灼熱のマレーシアもなんのその 勝みなみは3種の冷却ツール持参で好発進「トップ5を狙って」
<メイバンク選手権 初日◇24日◇クアラルンプールG&CC(マレーシア)◇6536ヤード・パー72> 渋野日向子のキスを横から見てみた【写真】 現在のポイントランキングは81位。来季のフル出場権獲得のために同80位内を目指す勝みなみが、マレーシア戦を5位タイで滑り出した。前半だけで5バーディを奪うと、後半も1アンダー。「66」は今季の初日ベストスコアだ。 直近4試合はすべてアンダーパー発進。前週の韓国戦は初日を「68」、2日目を「67」とし上位争いで週末に入ったが、そこから崩れて57位に終わった。そんな悔しさもありながら、今週こそはこのまま上位を走りたい。 大会を中継するWOWOWのインタビューでは「割とショットも安定していて、特にティショットがいい跳ね方だったり、悪くてもいい位置に止まってくれた。パーセーブもできて、いままでのラウンドにはないラッキーなラウンド」と運も味方につけた。 「バーディをたくさん取って、ボギーを少なく、少しでも上に行きたいなと思います」。もちろんランキングも気になるところだが、勝が見据えるのはそれより上。「前半みたいに取れるホールで確実に取っていけばいいプレーができると思うし、トップ10、トップ5を狙っていきたいので、きょうのプレーは自信になりました」と、残りの54ホールは前を向くだけだ。 気温も湿度も東南アジア独特の粘り着く暑さ。「氷のう、傘、扇風機を持っていたので」と、ラウンド後は涼しい顔。上位を駆け上がり、最終日の優勝争いにつなげる。