サッカー男子日本代表、OAは選出なし パリ五輪
【AFP=時事】パリ五輪に臨むサッカー男子のU-23日本代表メンバーが3日に発表され、オーバーエイジ(OA)枠は選出なしとなった。 【図解】パリ五輪の競技日程 OA枠は3人まで認められるが、五輪は国際サッカー連盟(FIFA)の国際試合期間外に開催されるため、各クラブには選手の派遣義務がない。 日本サッカー協会(JFA)の山本昌邦(Masakuni Yamamoto)ナショナルチームダイレクターは、レアル・ソシエダ(Real Sociedad)でプレーする久保建英(Takefusa Kubo)といった23歳以下の選手であっても、欧州のチームに所属する選手を招集するのは「困難」だったと明かした。 事前の報道でOA枠での招集の可能性が取り沙汰されていたリバプール(Liverpool FC)の遠藤航(Wataru Endo)やボルシア・メンヘングラッドバッハ(Borussia Moenchengladbach)の板倉滉(Ko Itakura)、スポルティング・リスボン(Sporting CP)の守田英正(Hidemasa Morita)も選出されなかった。 チームを率いる大岩剛(Go Oiwa)監督は、「われわれは経験を積みにパリ五輪に出場するわけではない。日本代表としてしっかりとメダルを取る、金メダルを奪うという気持ちで大会に臨む」と話し、1968年大会以来となるメダル獲得に向けて意欲を口にした。 日本はグループDでパラグアイ、マリ、イスラエルと対戦する。【翻訳編集】 AFPBB News