小池都知事定例会見9月29日(全文1)副知事人事でトップマネジメント刷新
オリンピック以外のイベントへのビッグサイトの活用について
3つ目のご報告でございますが、これはまだing形ですけれども、しかし大変関係者、関心が高いところで東京ビッグサイト、2020年にはIBCといいましてメディアのセンターになる。その間、東京ビッグサイト、会場がかなりの部分、そちらに押さえられてしまいますので、その間に展示会などができないといったようなことで、なんとかならないかいろいろとご要望いただいてまいりました。 特にコミケと言われる、コミック関係のイベントでありますけれども大変な、いつもにぎわいとなっております。この2020年、平成32年ですけれども、この年は開けないんじゃないかという話もありましたが、なんとか西と南の展示棟を調整いたしまして、平成32年の5月の1日から5日まで、これがこのコミケ関連で使えるようにさせていただくということで、今、関係者とも調整をしているところでございますが、こうやって大変なファンのいるこのイベントでございます。なんとかこうやって、ビッグサイトの活用をオリンピックだけでなくて、いつもの方々にお使いいただけるような工夫をしておりますというご報告であります。 ちなみにほかの仮設展示場もこの間つくるわけでございますけれども、この間も7月の1日から14日までの14日間、それから9月の10日から30日までの21日間。合わせまして35日間貸し出すということが可能になってまいるということで、さまざま工夫をしながら、オリンピック・パラリンピックとともに普通の展示会等のイベントにも提供をさせていただくということでございます。 ということで3本、私のほうからお伝えをさせていただきました。ではこちらに関してご質問、どうぞ。
副知事人事の提案について
日刊工業新聞:今月幹事社、日刊工業新聞の〓オオツカ 00:11:54〓です。幹事社からまず2点ほど質問があります。今朝から一部報道で女性副知事の任命をご検討されていると報じられています。副知事人事は議会同意人事のため、三定の最終日にも都議会に提案、提出されるとのことです。こちらの狙いというのはなんでしょうか。教えてください。 小池:現在の定例会で副知事人事を提案するという話でよろしいですね。狙いでありますけれども、知事就任いたしましてから東京大改革を推し進めてきたところでございます。今後はこれまでまいてきた、さまざまな施策の種を育ててきた。そしてそれをだんだんと花開かせていく段階に移行するわけでございまして、その意味で私を補佐するトップマネジメント体制についても刷新をしていきたいと、このように考えております。 これまで4人の副知事の皆さんに支えられまして、なんとか1年過ごしてきたわけでございますが、さまざまな課題、ございました。副知事の皆さんに支えられて、また都庁の職員のいろんなサポートを受けて、なんとかここまでやってきたという中において、ここでこれまでの副知事の方々のご労苦に感謝を申し上げつつ、新しい体制でやっていくということでございます。この選任ですけれども議会に提案をして同意を得なければならないわけでございまして、今、提案前ということでございますので、具体的な内容についてコメントは差し支えさせていただきたいと思っております。