河合優実、人生が変わった映画館で「働かせてください!」 思い伝えるも…返事に苦笑い
日テレNEWS NNN
俳優の河合優実さん(23)が3日、思い出のある映画館でトークショーに登場。俳優として歩み出すきっかけとなったエピソードを明かしました。 【画像】河合優実 、キャッチコピーは“プロクラスティネーター” 言葉の意味を解説 『第77回カンヌ国際映画祭』で国際映画批評家連盟賞を受賞した河合さんの主演作『ナミビアの砂漠』(9月6日公開)。今回、メガホンをとった山中瑶子監督の過去作『あみこ』の特別上映会が行われ、河合さんと山中監督のトークショーが開催されました。
■「映画館でバイトしたいな」その結果は
河合さんにとって、イベントが行われた映画館・ポレポレ東中野は思い出の場所。「『あみこ』を見たときに私は高校3年生で、“役者になりたい”と思っていた。そこでスカウトみたいな感じで声をかけられて。同じ回で『あみこ』を見ている人の中に映画学生がいて、その方が私を劇場内で見かけて“この人と映画が撮りたい”と思ったらしく。ネット上で私のSNSのアカウントを探して、DM(ダイレクトメッセージ)を送ってきて。その人の映画に初めて出る、ということが起きたんです」と、俳優としての一歩を踏み出すきっかけとなった映画館であることを明かしました。 もう1つ、河合さんの映画館にまつわるエピソードが。山中監督が「ポレポレ東中野に“働かせてください”とメールを送ったそうです」と話を切り出すと、河合さんは「そうなんです…。『あみこ』を見て自主映画に出られることが決まったあと、高3の夏だったので演劇学科のある大学の受験も終わって、バイトしようってなったときに、“映画館でバイトしたいな”と思って。メールを送りました」と明かしました。 続けて、「“すごい経験を私はポレポレ東中野でしました。だからバイトがしたいです”というメールを、バイト募集していなかったんですけど送ったら、“採用していません”って返事が来ました(笑)」と、当時を思い出しながら苦笑い。「働きたかったな…」と、遠い目をしながらつぶやきました。