DeNA・佐野「幸せかみしめてグラウンドに」 “2夜連続死球”に負けず奮起 日本Sでも活躍必ず
◇セCSファイナルステージ第6戦 DeNA3－2巨人（2024年10月21日 東京D） 【写真あり】DeNA・石井琢朗コーチの「テニス日本一娘」も祝福「日本シリーズ進出おめでとうございます！！」 DeNAが巨人を3－2で下し、17年以来7年ぶりの日本シリーズ進出を決めた。3連勝でCS突破王手をかけてから2連敗。3勝3敗の崖っ縁に追い込まれながら、下克上を果たした。 佐野は「3番・左翼」でスタメン出場。19日の第4戦では1－4の9回1死、巨人の守護神・大勢の155キロの直球が右脚に当たり、その場に座り込んでしばらく立てずもん絶した。その後、コーチの肩を借りるようにして立ち上がると、何とか歩いてベンチに下がった。代走・神里が送られ、無念の交代となった。 さらに前日20日の第5戦でも1点を追いかける9回1死一塁の場面でも大勢の投げたボールが右足付近をかすめていた。 2夜連続死球を喫しながらも、この日の第6戦は7回2死一、二塁で執念の内野安打。日本シリーズを見据え、「CSみたいな戦いをしていきたい。去年の今頃を考えると幸せなこと。それをかみしめてグラウンドに立ちたい」と言葉に力を込めた。
