ブラジル大統領が脳出血で追加手術、リスク軽減処置と医師団
[サンパウロ 11日 ロイター] - ブラジルのルラ大統領が今週の脳出血手術を補う新たな血管内手術を12日朝に受けると、病院が11日に明らかにした。容体は良好と強調した上で、手術後に記者会見を行うとした。 医師団によると大統領は、10月末に自宅で転倒したことに関連する脳と髄膜の間の出血を排出するため、10日に約2時間にわたる手術を受けた。 主治医は記者団に、中髄膜動脈塞栓術と呼ばれる追加手術は「比較的簡単で低リスク」とし、約1時間で完了すると説明。今後の出血リスクを最小限に抑えるため医師団が検討していたもので、容体悪化を意味するわけではないと述べた。