4年で“ほぼ2倍”! 米女子ツアーが史上最高額で行われる来季日程を発表 驚きの金額と手厚い“福利厚生”とは?
旅費手当、無料宿泊、最低保証賞金など競技環境の向上も
米女子のLPGAツアーが2025年シーズンのスケジュールを発表。来年の設立75周年を史上最高額の賞金総額で迎える。 【写真&動画】ビキニ姿で海へダイブ!! クロアチアでバカンスを満喫するネリー・コルダのプライベートショット これが実際の投稿です
試合数は今季と変わらず35試合(うち公式が33試合)だが、賞金総額は1億3100万ドル(約203億円)以上とツアー史上最高額となった。これは過去4年間で6200万ドル(約96億円)以上の増額で、21年から約90%アップとなる。 近年、女子メジャーの賞金増額が話題となってきたが、メジャー以外の大会だけで見ても総額は8300万ドル(約129億円)を超え、21年の4580万ドル(約71億円)から大幅アップしている。現在、9つの大会が24年からの賞金増加を発表しており、なかでも「FM選手権」はメジャー大会とツアー最終戦の「CMEグループ ツアー選手権」以外の大会で初めて賞金総額400万ドルを超える。今後もさらなる賞金増額の発表が予定されているという。 今年も高額賞金が話題となった「CMEグループ ツアー選手権」は27年までの、総額1100万ドル、優勝400万ドルを維持。これは女子ゴルフ史上最高額であり、女子スポーツ全体でも高額賞金の一つとなっている。 賞金増額だけでなく、24大会が旅費手当、無料宿泊、最低保証賞金などを通じて選手環境の向上を予定している。 試合数の増減がない一方で、25年ツアーのスタートは今季より2週間遅くなる。米国内の14州と11カ国をまたいだグローバルなツアーとして1月30日開幕の「ヒルトングランドバケーションズ トーナメント・オブ・チャンピオンズ」からスタートする。
※一部修正しました(11月21日17時41分)
ゴルフのニュース編集部