慶誠が仙台大明成に44点差の大勝…九州勢は2校がウインターカップ3回戦に進出
12月24日、高校バスケの日本一を決める『SoftBank ウインターカップ2024 令和6年度 第77回全国高等学校バスケットボール選手権大会』の女子2回戦が東京体育館で行われ、慶誠高校(熊本県)が仙台大学附属明成高校(宮城県)を下し、3回戦進出を決めた。 今夏のインターハイでベスト8、U18日清食品トップリーグで4位と、全国トップクラスで結果を残してきた慶誠は、この日も身長187センチのロー ジョバと、司令塔の岸希がチームをけん引した。第1クォーターからリバウンド争いで優位に立ち、27-10と大量リードを奪うと、第2クォーター終盤には1年生の森柚稀がチーム初となる3ポイントを決め、29点差までリードを拡大。 第3クォーターも身長180センチ超のローとフェイバ ヘンリーが2ポイントを重ねて、さらにリードを広げ、第4クォーターには1年生の蔵満莉緒が連続3ポイントを成功。下級生の活躍も光り、最終スコア88-40で大勝を飾った。 チーム全体で27本ものアシストを記録した慶誠は、ローが25得点11リバウンド、フェイバが14得点11リバウンドでダブルダブルを記録。3年生で主軸の高松日葵は12得点、岸は4得点6アシスト3スティールをマークした。 明日25日9時から東京体育館で行われる3回戦では、日本航空高校石川(石川県)に勝利した昌平高校(埼玉県)と対戦する。 なお、九州勢は今大会9校が出場していたものの、5校が1回戦で敗退し、この日行われた2回戦では、東海大学付属福岡高校(福岡県)が岐阜女子高校に、県立小林高校(宮崎県)が県立岡豊高校に敗戦。3回戦に勝ち上がったのは、慶誠と精華女子高校(福岡県)の2校のみとなった。 ■試合結果 <東京体育館 nubiaコート> 慶誠 88-40 仙台大明成 慶誠|29|20|19|20|=88 明成|10|10|11| 9|=40
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