『おむすび』橋本環奈を取り巻く同級生たち 菅生新樹&中村守里との関係性に波乱の予感?
橋本環奈が主演を務めるNHK連続テレビ小説『おむすび』がついに幕を開けた。朝ドラとしては第111作目となる本作は、ギャルと食がテーマ。平成元年に生まれたヒロイン・米田結(橋本環奈)はギャル文化と出会い、やがては栄養士を志すそうだ。 【写真】高校初日に結(橋本環奈)の友達になった恵美(中村守里) しかし、現時点での結はギャルとは結びつかない普通の高校生で、何事もなく平穏な生活を望んでいる。そんな結を取り巻く同級生を紹介したい。
古賀陽太(菅生新樹)
まずは、幼なじみの古賀陽太。古賀を演じる菅生新樹は、2022年に『初恋の悪魔』(日本テレビ系)で終盤からの出演にもかかわらず、狂気の演技で視聴者を釘付けにし、翌年にはデビュー2年目にして早くも『凋落ゲーム』(フジテレビ系)でテレビドラマ初主演、今年放送された『パーセント』(NHK総合)での好演も記憶に新しい。 朝ドラへの出演は今回が初で、『NHKドラマ・ガイド 連続テレビ小説 おむすび Part1』(NHK出版)でのインタビューでは「“こんな奴が幼なじみとしていてくれたらいいな”と思う人物像をイメージしながら演じています」と語っている菅生。陽太はそんな狙い通りのキャラクターになっており、パッと見た印象だけでも、糸島の自然の中で真っ直ぐ朗らかに育った青年であることが伝わってくる。 部活は野球部……と聞いて、思わずテンションが上がった人もいるだろう。菅生が野球部員を演じるのは、TBS日曜劇場『下剋上球児』(TBS系)に続いて2度目。3年生の野球部主将・日沖誠役を演じた菅生のどしんと構えた力強さが印象に残っている。 今回演じる陽太も、6歳のときに糸島に移り住んできた結にとっては頼れる存在。結のことを「おむすび」というあだ名で呼び、軽口を叩き合いながらも、彼女が担任に姉のことでからかわれたときには心配そうに見つめていた。 そんな陽太はどうやら結に恋心を寄せている様子。朝ドラの幼なじみと言えば、『花子とアン』朝市(窪田正孝)、『おかえりモネ』亮(永瀬廉)、『カムカムエヴリバディ』勇(村上虹郎)、『ちむどんどん』智(前田公輝)など、ヒロインを一途に思いながらも報われないことが多いものの、『梅ちゃん先生』信郎(松坂桃李)、『舞いあがれ!』貴司(赤楚衛二)のようにゴールインに至ったケースもいくつかはある。陽太はどちらのパターンになるのか、見守っていきたい。