オリラジ中田敦彦がオールドメディア“テレビの報道番組MC”を引き受けた理由「誰かと一緒に何かしたい」 YouTubeで躍進、実は孤独な裏側【報道の日2024】
中田: 今まで50年ぐらい、テレビの1択だったわけですからね。選択肢が広がってるのはあるかもしれないですけれど、やっぱり、(テレビへの)憧れはみんな持ってると思います。 ■テーマを決める時に大切な「リクエスト」 YouTuberに会った時の衝撃 膳場: YouTube大学でのテーマの扱い方について、前はもう少し「勉強」っぽかったと思うんですけれど、時事ネタも積極的に扱ってますよね。どうやってネタを決めているんですか。 中田: とにかくコメント欄を見て(コメントに)いいねをつけろっていうのが、私のYouTubeの師匠・カジサックさんの言葉なんですけれど、それをやり続けていると、だんだんリクエストが来るようになりました。ニュース見て分からなかったのをやってくださいというリクエストを見て、これは見てもらえそうだなと選んでますね。自分でも新聞を見たり、ニュースサイトを見たりして気になったものをやるんですが、リクエスト(の割合)が大きいですかね。 難しい言葉は自分も分からないので、分かりやすくしています。専門家が見たら、なんでそっから説明しているんだっていうとこから1個1個説明するのを、楽しんでいる方もいるのかなと思います。やっぱりテレビ育ちなので、テレビみたいなことがやりたいと思っているところもあります。 膳場: でもYouTubeに追い越されたところに追いつきたいし、ネットにみんなが行ってしまってるのが悔しいので、取り戻すために、ネットの強みは何だろうと研究したり、何か盗みたいって思ったりします。 中田: YouTuberも栄枯盛衰で、数年前のトップYouTuberで、今辞めてる人たちだっていっぱいいます。入れ替わってます。もう血だらけになってます。開始当初は毎日アップしていました。ただ、テレビみたいに毎週というペースじゃなくてもいいので、もう何度も長期休んでます。今年ももう3か月ぐらい休みました。 膳場: 休みの間は何をしているんですか。