鹿島快勝締め、町田に雪辱 鈴木優磨の今季15点目など3発…聖地カシマで無敗のままシーズン終了
◆明治安田J1リーグ▽第38節 鹿島3―1町田(8日・カシマ) 鹿島は町田に3―1で完勝し、カシマスタジアムでの今季無敗を守った(10勝9分け)。 * * * 鹿島が効果的に得点を重ね、試合を優位に運んだ。開始5分、左サイドからドリブルで仕掛けたFW師岡柊生が難しい体勢からゴールをねじ込み、先制に成功。同16分にはMF樋口雄太が決め、2―0とした。 しかし町田ペースとなった20分以降はボールの奪いどころがつかめず、同23分にCKのサインプレーを鮮やかに決められ、1点を返される。その後も町田のリズムで試合が進み、鹿島にとって嫌な流れが続いた。 そんな状況を振り払ったのがエースだった。前半AT2分、MF知念慶のスルーパスに抜け出したFW鈴木優磨が、町田DF昌子源の股を抜いてゴール前へ独走。最後はGKとの1対1を制し、軽やかにダメ押し点を挙げた。Jリーグでは自己最多となる今季15ゴール目とした。 後半は前に出てくる町田をうまくいなし、リードを守り抜いて3―1の勝利。今季2戦2敗だった町田から“三度目の正直”で白星をつかんだ。
報知新聞社