高嶋ちさ子、韓国での美容施術に失敗!医師が教える「かかってはいけない美容医療」美容クリニックには怪しい所も
カウンセリングを受けた後に施術を取りやめても大丈夫
筆者:これを聞くべきといったポイントはありますか? 橘:相手が医師であっても、結局は人対人なので、説明が納得できるか、疑問を解消してくれるかなど、「信頼できるか」が最も大切なことです。 ですから、これさえ聞けばという解決策はありません。コミュニケーションの相性がいいドクターを探すと良いと思います。 患者さんの希望通りに施術を施すだけの医師も中にはいます。ですが、患者さんのなりたい理想像を把握し、ときには「合わないから受けないほうがいい」とか、「これ以上ヒアルロン酸を入れると不自然になるからやめましょう」といった発言もしてくれる医師は信頼していいのではないでしょうか。 筆者:カウンセリングに行ったら必ず施術を受けないといけないと思っていました。 橘:そんなことはありませんよ。私は、施術を受けない方が良いと思ったら率直にお伝えします。不安や疑問が残ったまま施術を受ける必要はありません。 そこで、「キャンセルできない」とか、「今日中に受けたら割引になる」などと言われたら、怪しい証拠です。
医師に希望を具体的に伝えることが大切
筆者:では、希望はなるべく具体的に伝えて、不安な点はクリアになるまで質問するほうがいいんですね。ドクターはプロだから、細かいことを言わなくても「キレイ」に近づけてくれるのかと思っていました。 橘:それは失敗のもとなので、絶対にやめた方がいいですね。患者さんと接していると「察して欲しい」と思っている方が多いと感じます。 ですが、「キレイ」も「かわいい」も人によって価値観が異なります。ご自身のなりたい理想像を伝えていただけないと、我々も何を施せばいいかわからないんです。例えば憧れの芸能人の写真でもいいので、理想像や価値観を共有いただけるのはとてもありがたいです。 「必ずこの顔になりたい」というご依頼は、ご自身の骨格次第で難しいことの方が多いのですが、「こういう系統の顔が好み」という価値観がわかれば、カウンセリングですり合わせをした上で理想に近づけるご提案がしやすくなります。 美容医療は高い効果が見込めますが、魔法ではありません。そこにはリスクが伴いますし、値段も安くない。 ですので、ご自身で納得がいかない状態で受けるべきではないんです。今日お伝えしたポイントを意識して、慎重にクリニックやドクター探しをしてください。それが理想への近道です。 <文/井澤梓>
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