高嶋ちさ子、韓国での美容施術に失敗!医師が教える「かかってはいけない美容医療」美容クリニックには怪しい所も
9月13日、バイオリニスト高嶋ちさ子が、『ザワつく!金曜日』(テレビ朝日系列)で眉間のシワを取りたくて、韓国の美容クリニックでボトックス注射を受けたところ、「1週間後から顔が動かなくなった」「しゃべりにくくなって、おかしくなった」などの異変が起こったと明かしました。 【画像】日々トレーニングに勤しみ美容医療に取り組む姿勢はアスリートさながら、アグレッシブなドクター橘澄先生 最近私たちのまわりでも、SNSを開けばインフルエンサーのコスメや美容グッズ情報だらけ、電車に乗ればエステや美容クリニックの広告がいっぱいです。美容情報があふれる中で、見誤らず、どのように賢く選択すればよいのでしょうか? そこで、美容クリニック「THE ONE.」の美容外科・美容皮膚科医である橘澄(たちばな きよみ)先生にお話を伺いました。 インタビュー前編では、美顔器やコスメのトラップについて教えてもらいました。素人目にもハッキリ分かるほどの大きな効果を感じるためには美容医療がやはり最善の道ということで、後編の今回は美容クリニック選びのコツも聞いてみました。ビフォーアフター写真の盛りっぷりを見抜くポイントも教えてもらいましたよ!
ビフォーアフターの写真を「盛っている」美容クリニックがある
筆者:ここ最近美容クリニックがずいぶん身近になったと感じます。ですがウェブサイトやSNSを見ても、情報が多すぎて、すべて良く見えてしまいます。どれもいいって書いてあるような……。美容クリニックって怪しいところも多いんでしょうか? 橘:インフルエンサーを起用して流行りを演出する儲け主義のクリニックも中にはありますね。クリニックのSNS定番の症例写真を、撮り方で良く見せているなど、プロから見ると一目瞭然の場合もあります。 筆者:ビフォーアフターの写真がですか!? 橘:はい。例えばビフォーはカメラを顔に近づけて撮影し、アフターは遠くからズームで撮影すると、アフターのほうが顔の余白が少なく立体的に撮れるので、小顔になったように見えたりします。 耳の位置やパーツのバランスを見ると不自然さに気づけるので、症例写真はじっくり見てください。