【米ニューオーリンズ死傷事件】特殊部隊が『容疑者宅』を包囲、関係者確保の瞬間を地元メディアが捉えた
米ルイジアナ州・ニューオーリンズで起きたトラックによる襲撃事件で、特殊部隊SWATチームが容疑者宅を包囲し、関係者と見られる人物を捉える様子を現地メディアKPRC 2が報じている。 【動画】容疑者宅から出てきた“関係者”の確保の瞬間 KPRC 2がドローンで撮影した映像には、建物の外で、上下黒の服装の人物が両手をあげてゆっくりと一回転する様子が映っている。ひきの映像に切り替わると、装甲車に乗ったSWATの隊員らがこの人物に向けて銃を構えているのが確認できる。この人物はその後に身柄を確保された。 KPRC 2によると、この人物がいた家は、事件を起こしたシャムスディン・ジャバール容疑者が住んでいたという。少なくとも4人の子どもと5人の大人が家から連れ出された後、この人物が手を挙げながら家の外に姿を現したと伝えている。 FBIは作戦実行に先立ち、現場に近づかないよう呼びかけていた。 事件は1月1日に発生。FBIの1月1日の発表によると、米ルイジアナ州・ニューオーリンズで新年を祝う人々の集まりにトラックが突っ込み、少なくとも10人が死亡。数十人がけがをしたという。 トラックを運転していたテキサス出身のジャバール容疑者は、その場で警察と撃ち合いになり、死亡が確認された。 ジャバール容疑者が運転していたトラックから過激派組織ISISの旗や武器、爆発物などが発見され、FBIがテロ組織との関連を調べている。