由利本荘市で積雪平年の2.6倍に 各地で積雪増加 住民雪かきに追われる /秋田
秋田朝日放送
強い冬型の気圧配置と寒気の影響で県内は各地で大雪となりました。 9日午前まで積雪がゼロだった由利本荘市では、一日で一気に雪が降り10日午前10時時点では平年のおよそ2.6倍の34cmの雪が積もりました。日中は時折雨が降り、水分を含んで重くなった雪を寄せるのは重労働です。また、県南の横手市は午後1時時点の積雪が68cmと平年より2割ほど多くなりました。文化財の建物の庭園では、冬の名物かまくら作りが行われていました。今シーズン県内一の積雪となっている北秋田市阿仁合では住民たちが除雪作業に追われていました。雪の事故も起きています。警察によりますと、10日仙北市角館町で除雪作業中の93歳の女性が足を滑らせて転倒し大けがをしました。また、JRによりますと大雪の影響で運休や区間運休が続いていた奥羽線の大館駅と弘前駅の間は11日の始発から通常通り運転する見込みです。
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