菌まみれだった猫 その5ヶ月後…「頑張ったね」「涙が溢れました」の声が寄せられる姿に
ねずみ取りに引っかかり、重度の真菌症と闘っていた保護猫の「モーモー」 その小さな体で数々の困難を乗り越え、新しい家族とともに幸せな生活を送るまでの姿がInstagramに投稿されると「頑張ったね」「涙が溢れました」「よかった」などのコメントが寄せられ話題になっています。 【実際の写真8枚】5ヶ月後の様子(@inu_neko_yamaboushinokiさんより提供) 今回は、投稿者である@inu_neko_yamaboushinokiさんに話を聞きました。
保護当時は…
モーモーちゃんを保護したのは、ある地域の住民が「ねずみ取りに引っかかった猫がいる」と保健所に連れてきたのが始まりでした。 しかし、連れてきた保健所には猫を保護する施設がなく、投稿者さんの保護会で引き取ることに。 当時、生後1ヶ月ほどの子猫だったというモーモーちゃん。 体にはねずみ取りの粘着剤がこびりついており、とにかく早く洗い流す必要がありました。 しかし、まだ赤ちゃんで体力がないため、負担にならないように気をつけながら洗い流したといいます。 そして保護活動に取り組む方々の懸命な処置により、なんとか粘着剤を落として病院に連れて行くと、そこで重度の真菌症と診断されたのです。 薬が処方されるもまだ小さな体には負担が大きく、治療の一つであるシャンプーもあまり頻繁にすることは望ましくないため、治療は大変苦労したといいます。 一番辛かったのは「人とも動物とも接触ができないモーモー」だという投稿者さん。 子猫の社会化に大切な期間を、モーモーちゃんは1人で真菌と闘っていました。
5ヶ月も経つと…
そして約5ヶ月ほど経ち…小さかった体も大きくなって真菌を克服し、健康を取り戻しました。 その後は譲渡することになり、他の猫を知らないモーモーちゃんを心配していた投稿者さんでしたが、思っていたより警戒心もなく、わりと短期間で友達もできたそうです。 しかし新しい家族が見つかるも、これまで大丈夫だったはずのアレルギーが出て酷くなってしまい、やむを得ずモーモーちゃんとはお別れすることに。 すると、以前保護猫を投稿者さんの会から引き取った里親さんが、モーモーちゃんも引き取りたいと願い出たのです。 今では以前引き取った先住猫と一緒に仲良く暮らしているのだとか。 「これからもモーモーちゃんには幸せに暮らしてほしいです」と話してくれた投稿者さん。 ねずみ取りに捕まり真菌症も患っていたモーモーちゃん。 小さな体でたくさんの困難を乗り越え、今では新しい家族と穏やかな日々を過ごしています。 これからも幸せな時間を重ねていくことでしょう。
ほ・とせなNEWS