"林業甲子園"で優勝! 連覇目指して奮闘! 岐阜の林業を担う人材を育成『加茂農林高校』森林科学科をマヂラブがリポート
マヂカルラブリーの野田クリスタルと村上の二人が東海地方の学校に行き、今どきの学校生活を紹介する『マヂ学校に向かいます』。今回は、岐阜県美濃加茂市にある『加茂農林高校』です。去年開催の"第1回ぎふ林業甲子園"で優勝した『森林科学科』におじゃましました!
初開催で優勝"ぎふ林業甲子園"とは?
去年、岐阜県内の農林高校が対抗する"ぎふ林業甲子園"が初開催。林業・製材業の仕事を競技形式で行い、『加茂農林高校 森林科学科』の生徒が見事優勝しました。優勝メンバーである現在3年生の纐纈くんと鈴置くんに話を聞くと、目測で木の高さを測るマル秘テクニックがあるのだとか。 その方法を教えてもらうと、マヂラブの二人は「分かりやすい!」とマジ納得! このテクも活かされる"ぎふ林業甲子園"の競技は、成長させる木の周りを間引く選木に加工した板材の早積み、木材の重さや価格の予想など6競技があり、これら全ては林業を行う上で必要な知識と技術なのだとか。この大会は、2年生が出場するのが決まり。彼らは連覇の思いを後輩に託しました。
木の重さ予想は日頃の練習で身につけた感覚
続いて、先輩の思いを受け、連覇を目指して練習している2年生の教室におじゃましました。 今年の"ぎふ林業甲子園"に出場するのは、上村さんと山田くん。この日は、木材や丸太の重さを当てる練習をしていました。 マヂラブも木材の重さ予想に挑戦! 方法はシンプル、一人で持ち上げて計測します。それぞれの予想は…、上村さんは18キロ。山田くんは20キロ。村上は家のウォーターサーバーの水の重さを思い浮かべながら24キロとし、筋トレが日課の野田は木材を使ってバーベルスクワットをやってみて16キロとしました。 そして、実際に材木を測ってみると、重さは18.6キロ。上村さんが見事な予想をしました!
枝打ちして真っすぐ伸びる…世代を超えて受け継がれる林業
もちろん大会の競技以外の様々な林業に関わる実習がある『森林科学科』。木登りもその一つで、日本の林業では定番アイテムの"与作"と名が付く道具を使って、スギやヒノキなど真っすぐな木を登っていきます。ゴムの摩擦と自分の体重で支えるというシンプルな作りの道具ですが、安定感はバツグン! 慣れた生徒はスイスイと上へと進みます。とはいえ、体重100キロ超えの村上が体験すると、わずか1メートルでギブアップしました。 木は枝があると歪んで伸びるため、真っすぐするために枝を切っていきますが、今、真っすぐ高く伸びている木はこれまで先輩たちが枝打ちをしてきた証拠。「後輩になればなるほど、高くなるね」と素直に思ったことを口にした野田。その通り林業は、世代を超えて受け継がないといけない産業なのです。"第2回ぎふ林業甲子園"は9月に開催。出場する二人にマヂラブは「力を合わせてがんばってください」とエールを送りました。 (CBCテレビ「チャント!」7月15日(月)放送より)
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