安倍首相が記者会見 通常国会が閉幕(全文2完)議長国の責任を果たしたい
安倍晋三首相は26日午後、官邸で記者会見を開いた。 ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「安倍首相が記者会見」に対応しております。 【動画】安倍首相が記者会見 ◇ ◇
衆参同日選を見送った最大の理由は?
日本テレビ:はい。では幹事社からもう1問お伺いします。日本テレビの【菅原 00:20:06】です。総理はこの通常国会では衆議院の解散、衆参同日選に【**スル 00:20:10】ことはありませんでしたか。先日、番組にご出演いただいた際は、冷静な判断が必要だとおっしゃっていましたけれども、判断の最大の理由というのはなんだったのか。また、いわゆる老後の2000万円問題というのも浮上しましたけども、これはその判断に影響があったのか。関連して参議院選挙への影響についてはいかがお考えでしょうか。 安倍:まず、見送るも何も、そもそも私は衆議院選挙を任期4年ある中、2年に満たない中でありますから、選挙をやるというふうに申し上げたことは、もちろん1回もありませんし、頭の片隅にもないと、こう申し上げてきたわけであります。解散を求めなければいけないのは当然、野党なんだろうと思いますが、与党の立場としては、しっかりと、いただいた任期の中で政策を進めていくということなんだろうと思います。 前回、解散を決意したのは、まさに少子高齢化という国難に立ち向かっていくために消費税の使い道を思い切って、幼児保育の無償化、真に必要な子供たちの高等教育の無償化等に振り向けるという大きな判断、そして北朝鮮情勢、厳しくなる中において、強い外交の意思を示すため、そしてそのことを国民の皆さまに問う必要があったからこそ解散総選挙を行ったわけであります。 まさに、国民の皆さまの理解と支持によって政策は推進力をうる、そして国民の皆さまに問う必要がある段階においては解散総選挙を行ったということであると私は思うわけでありまして、この基本的な考え方はこれからも今も変わりがないということでございまして、今回はすでに参議院選挙が予定されており、その中で国民の皆さまの判断をいただきたいと、こう思っているところでございます。