【高松宮記念】ナムラクレア 悲願へスイッチON 好仕上がり強調の長谷川師「何とかG1を」
「高松宮記念・G1」(24日、中京) 悲願達成に向けてナムラクレアが20日、栗東CWで最終追い切りを消化。単走で一杯に追われ、6F82秒9-36秒5-11秒5をマークした。自ら感触を確かめた長谷川師は「リラックスして関節の可動域もしっかり動いている感じがしました。ステッキを入れて最後は頑張ってもらうように指示しました。思うように来てくれました」と好仕上がりを強調した。 ここまで重賞4勝。G1でも上位争いを演じてきたが、まだタイトルには手が届いていない。師は「悔しい思いばかりでした。年齢を重ねてお姉さんになり過ぎている感じはあるけど、スイッチを入れればしっかり入ります。これまでのG1と遜色ない出来だと思うので、何とかG1を獲ってほしい」と力を込めた。 主戦の浜中も今度こその思いが強い。「ずっと乗せてもらっていてナムラクレアのいいところは知っているつもり。瞬発力もあるけど、気持ちの強い馬で、そこが一番。何とかタイトルを獲りたい」と気合十分。ここで能力を存分に発揮するだけだ。