石破首相と岸田前首相が面会、事務所で40分間意見交換…韓国訪問に向けて助言求める
石破首相は28日、自民党の岸田前首相と面会し、政治改革や外交などを巡って意見交換した。面会は首相が申し出たもので、衆院議員会館の岸田氏の事務所で約40分間行われた。
首相周辺によると、臨時国会で論戦が予想される政治資金規正法の再改正について意見を交わした。首相は今月のペルーとブラジル訪問を報告し、年明けの実施へ調整中の韓国訪問に向けても助言を求めたという。
岸田氏は、26日にも首相と首相官邸で面会しており、記者団に「ヨーロッパはほとんど少数与党。政府、与党が知恵を出し、結果を出す政治を実現しなければならない」と語り、エールを送っていた。