22節ぶりに初日白星・50歳ベテラン競輪選手が旧バンクを懐古「コーナーの感じが昔の熊本に似てる、走りやすい」/熊本ミッドナイト
熊本競輪のミッドナイト「オッズパーク杯(F2)」は16日、2日目を迎える。9RのA級準決勝に出走する朝日勇(50歳・愛知=74期)に話を聞いた。 これぞベテランの味、だった。初日5Rは50歳の朝日勇が1着。同県の北野良栄(41歳・愛知=95期)マークから直線で中コースを鋭く追い込んだ。 「良栄のおかげです。いい位置を取ってくれたからね。相性がいいんですよ」 まずは相棒の北野に感謝すると、その後は立ち止まって「昔を思い出した」と話題を切り替えた。 「400バンクになったけど、コーナーの特性が昔の熊本に似てますね。直線が長くて、いきなりガクッと曲がるコーナーの感じが。懐かしかった。(以前のバンクを)ぎゅっと小さくしたって、よく言ったもんですね。そんな感じだった。まぁ綺麗なバンクはとにかく走りやすいですよ」 9年2か月ぶりの熊本出走で5月の武雄以来、22節ぶりの初日1着。走りやすくて結果も出て、気分がいいだろう。 「全て良栄のおかげ。そう書いといてくださいね!」 準決勝9Rも北野とタッグ。別線の機動型119期コンビを相手に、経験値で抵抗する。(netkeirin特派員)