【BD】年間最優秀選手賞はバンタム級王者・井原良太郎に!他2冠も獲得、朝倉未来が評価の理由語る
12月11日(水)都内某所にてBreakingDownの年間表彰式『BreakingDown(BD) Award 2024』が行われ、最優秀選手賞をBDバンタム級王者・井原良太郎が獲得した。 井原は視聴者投票による「Mr.BD賞」も受賞。朝倉未来CEOも囲みで、井原を「今年、全部結果を出してきた」と称えた。 【フォト&動画】わずか9秒KO!この”衝撃”試合で井原がブレイク 井原は喧嘩自慢最強決定戦で”足立区代表”として名を挙げ、昨年11月に開幕した[バンタム級トーナメント]に参戦。1回戦でかずきんぐにKO勝利、今年2月の準決勝ではキックボクサー・西島恭平にダウンを奪う判定勝利、決勝では空手家あつきを秒殺KOし、見事戴冠した。 その後も冨澤大智、山川そうきに判定勝利。負け無しで12月の[フェザー級1dayトーナメント]に参戦し、1回戦で元UFCファイターのタイソン・ナムにKO勝利。しかし準決勝では優勝者YURAに判定負けし、初黒星を喫した。 アワードではまず、視聴者投票による”最も好きな選手”である「Mr.BD」賞を受賞と発表され、井原は右手を包帯で固めて登場。 「皆に選ばれめちゃめちゃ嬉しい」と喜びながらも「右拳が折れちゃったんで、年末(RIZIN)立候補したかったけど、厳しそうなんで。手術後(治った後は)誰とでもやる」と残念がった。 最後に発表される「最優秀選手賞」では、安保瑠輝也、NAO、YURAとエントリーされる中、井原の名前が呼ばれる。井原は「よっしゃ」と小声で登壇した。 朝倉未来にトロフィーを手渡され、井原はマイクで「今年はやったなと。自信があったので嬉しかった。僕はまだBDに来て1年しか経っていないけれど、環境や刺激を頂き毎日楽しい。来年もこのような賞を獲れるよう頑張る」と嬉しげに話した。 更に、特別賞である「朝倉未来賞」も獲得し50万円もゲットと、3冠を達成した。 その朝倉未来はイベント後の囲みで、井原について「ビッグマウスなことを言いつつも、自分が負けることを微塵も考えていない感じで盛り上げてきて、全部結果を出してきた、そこが本当に凄いこと」と評価の理由を語った。 また井原やNAOなどBD出身で頭角を現した選手について、朝倉未来は「僕は契約で縛っていないし、どんどんプロの大会に出たりしてほしい。注目される場所に才能は集まる。BDは格闘技の入り口になって活躍してほしい。僕がアウトサイダー出身で、そうだったんで」と自分のようになってほしいとし、BDでも日本の格闘技を盛り上げたいと熱く語っていた。