神奈川県・黒岩知事が定例会見4月15日(全文2)県庁のテレワーク職員は24%
園児を公園で遊ばせると批判も。どう思うか
時事通信:保育所にしますと、例えば子供たちを公園で遊ばせてたら、なんで外出自粛なのに遊んでるんだとか、意外と周辺の住民の方から理解を得られていないところがあるというイメージなんですが、そこら辺についてはどうでしょうか。 黒岩:これはなかなか難しいですね。お子さんにとってみれば3密じゃなきゃいいということもあるわけですよね。だから広い公園で伸び伸びと走り回ってというのだったら、基本的に密集でもないし密接でもないし密閉でもないしということなので、基本的にいいでしょうね。それを別にやめてくださいと言っているわけではないですよね。だから日常的な散歩とかジョギングとか、そういうのはいいですよと言っていますが、そうはいってもたまたまたくさんの人が集まっている場所があるかもしれないですね。そこはやはり避けていただく。それから3密は避けていただいて外で遊んでいただきたいといったことを徹底してもらいたいところですね。
軽症者受け入れ施設を住民が懸念。県民へのメッセージを
時事通信:もう1点、今日、議会の特別委員会でお話が出ていたと思うんですけど、新型コロナの宿泊、無症状者とか軽症者を受け入れる施設の関連なんですけど、横浜のほうでやっぱり周辺住民から大丈夫なのかという声が出ているようなんですけれども、そこに行かれる方が外を出歩くんじゃないか、きちんとメッセージが伝わっていないところがあると思います。そこら辺についてあらためて県民に対するメッセージをお願いできますか。 黒岩:そうですね。特にアパホテルですね、2300床。しかもまた、出来上がったばっかりの、横浜の新しいシンボルのような大きなホテルであります。そこをいきなりコロナの陽性患者さんで軽症者または無症状者の方、入っていただく施設として確保させていただきました。本来ならばそういう作業をするときには地元の皆さんにしっかりとご説明をして、ご了解を得た上で、住民説明会等をやったりした上でその作業を進めるというのが本来のことでありますけども、しかし今、事態は緊急事態、非常事態だという中で、私のほうが決断をさせていただいたといったことでありました。 ですからご説明するという作業というものは、まだじっくりできてないという、順番が逆になっていますけども、これはしっかりとこれからご説明していきたいというふうに思っています。この患者さんが中に入っていただいたらば、この中でしっかりと管理してまいりますから、その方が自由に外を出歩いたりなんかっていうことは絶対ありませんから。それは近隣住民の皆さまにはそういうことをしっかり分かっていただいたらば、ご不安は消えるというふうに思っております。丁寧な作業、これからしていきたいと思います。はい、どうぞ。 【書き起こし】神奈川県・黒岩知事が定例会見4月15日 全文3に続く