トランプ氏、激戦州・ウィスコンシンで大規模集会へ ハリス氏は批判強める
日テレNEWS NNN
アメリカの大統領選挙が来週に迫りました。共和党のトランプ前大統領が激戦州のひとつ、ウィスコンシン州で大規模な集会を開きます。現地から中継です。 トランプ前大統領はこのあとこちらの会場で、ウィスコンシン州では最後となる演説を行う予定です。 会場前にはすでに千人を超える支持者らが集まり、「トランプコール」を繰り返すなど、熱気に包まれています。 この会場は、トランプ氏が7月に銃撃を受けた暗殺未遂直後に共和党大会で指名受諾演説を行った会場と同じ場所です。 銃撃に屈しない強いリーダー像を強調し勢いに乗った党大会を思い起こさせることで、選挙戦の最終盤に支持を固める狙いがあるとみられます。 私たちが取材を開始した開始時間の7時間前にも、入り口の前にはすでにトランプ支持者が列を作っていました。 トランプ支持者「わくわくしています。11月5日の選挙に勝てる確信があります」 トランプ支持者「バイデンが私たち全員をゴミだと言ったからゴミ袋を被っている。国民の半分をゴミ呼ばわりするのは、大統領として恥ずべきことだと思う」 会場には、バイデン大統領がトランプ支持者のことを「ごみ」と呼んだともとれる発言をしたことに抗議するため、ゴミ袋をかぶった姿の参加者もみられました。 一方、ハリス副大統領は新たにトランプ氏の発言を取り上げ、批判を強めています。 トランプ氏が共和党の反トランプ派の代表格であるリズ・チェイニー元下院議員について「彼女を銃の標的にして、どう感じるか見てみよう」と発言したことをめぐり「このような暴言を口にするのは大統領として不適格だ」と批判しました。