指に装着するマウス「リングマウス3」。手首疲れず、遠隔操作も可能!【今日のライフハックツール】
デスクワーカーである筆者は、業務効率化に直結するマウスをとても重視しています。腱鞘炎に悩んだこともあって、人間工学的に優れたマウスもいくつか試してきました。 指に装着するマウス「リングマウス3」。手首疲れず、遠隔操作も可能!【今日のライフハックツール】 先日発売されたサンワサプライの「リングマウス3」(品番:MA-BTRING3BK)は、そんな自分にとって、まさに注目の一品。早速買い求めました。 【「リングマウス3」はこんな人にオススメ!】 長時間のマウス操作による腱鞘炎を予防したい プレゼン時やPCで動画を視聴する際に、遠隔操作できるマウスが欲しい 携帯性の高いマウスを探している
直感的にすぐ覚えられる操作
同社は、過去に先行モデルとなる「リングマウス」を開発・販売しており、今回が最新のモデル。形状は、先行モデルとさほど変わりませんが、操作性(センサーの反応精度)がアップしているそうで、期待が膨らみます。 パッケージの中身は、マウス本体とUSBケーブルというシンプル構成。USBケーブルは、マウスを充電するために使います。 充電時はマウスの小さなLEDが赤く点灯し、50分ほどして消えたら満充電となります(充電中はマウスの操作はできません)。ちなみにマウスの使用中にこのLEDが緑色に点滅したら、電池がまもなく切れるサインです。 ところで、「リングマウス3」は、Bluetooth接続とワイヤレス接続の2バージョンあります。ワイヤレス接続とは、USBレシーバーをPCのUSBポートに差して通信する仕組み。 Bluetooth接続のほうの標準価格は8470円と、ワイヤレス接続(7700円)より若干高め。しかし筆者のPCは、常時USBポートが埋まっているため、Bluetooth接続を購入ました。 そのためペアリングが最初に必要です。やり方は、マウスのスイッチをONにして、L・Rボタンを同時押ししてから、PCで「デバイスの追加」をするだけです(下写真参照)。これで使用する準備が整います。 では、操作面について説明しましょう。リングマウスを使うのは初めてですが、別添の説明書に操作法が書かれているので、こちらを参照しながらやってみます。 まず、どちらかの手に持って、下部のリングに人差し指を通します。利き手でなくても、操作はできそうです。ですが、慣れるまでは利き手で扱った方が良さそう。あとは親指を使うだけ。 中央にある黒いボタンは、カーソルセンサーです。カーソルを動かしたい方向に軽く押す(傾げる)ことで、PC画面上のカーソルが動きます。 左側にある「L」(Lボタン)は1回押しで、クリックです。このLボタンは、ドラッグ&ドロップの役目も果たします。そのやり方は比較的シンプルで、ドラッグする対象をクリックし、Lボタンを3秒ほど長押ししてからカーソルを移動させます。Lボタンを再度押すとドロップに。 右側にある「R」(Rボタン)は、通常のマウスの右クリックと同じ働きです。 上と下にある山型マークは、スクロールボタンです。マウスのスクロール機能とまったく同じです。また、PowerPointを開いているときは、スライドの進み・戻しに対応します。 そして、上の山型を3秒ほど長押しするとPowerPointはフルスクリーンとなります(再度の長押しで解除)。フルスクリーン時に、下の山型を長押しするとブラックアウトします(再度の長押しで復帰)。 行なえる操作は以上。基本的に一般的なマウスでできる操作は「リングマウス3」でもすべて可能です。