Macに遅れること4カ月、「ChatGPT」のWindows向け公式アプリがようやく公開
米OpenAIは11月15日(現地時間)、チャットAI「ChatGPT」のWindows向け公式アプリを公開した。macOS向けに遅れること4カ月、ようやくリリースされた格好だ。 【画像】利用の際はアカウントが必要 Windows版「ChatGPT」アプリは現在、「Microsoft Store」からダウンロード可能。基本的な機能は無償で提供されるが、新しいAIモデルや高度な機能へ制限なくアクセスするには有償の「ChatGPT Plus」ライセンスを購入しなければならない(月額20米ドルなど)。また、利用の際はアカウントが必要となる。 提供される機能は、以下の通り。 ショートカットキー:[Alt]+[Space]キーですばやくチャットを開始 メモリ:会話の内容を記憶して、回答の品質を向上(参考記事) カスタム指示:回答の品質を向上させるため、知っておくべき知識や回答の方法をあらかじめ「ChatGPT」に教えておく 音声チャット:マイクで質問を入力して、AI音声で回答を得る。9つのボイスが選べる(参考記事) ビルダープロファイルのパーソナライズ:SNS(X/GitHub/LinkedIn)や特定のWebサイトを「ChatGPT」に接続する 多くはWebインターフェイスから行えることだが、ショートカットキーで起動できる点はデスクトップアプリならではの利点といえるだろう。ただし、他のアプリとのバッティングには注意したい。今のところキーコンビネーションをカスタマイズする機能などは提供されていない。
窓の杜,樽井 秀人