会見する（左から）森保一監督、守田英正＝埼玉スタジアム（蔵賢斗撮影）

サッカーの日本代表が15日、さいたま市の埼玉スタジアムで、2026年ワールドカップ（W杯）北中米3カ国大会アジア最終予選C組第4戦のオーストラリア戦に臨む。14日には試合会場で会見と練習を行い、森保一監督は「ホームで勝つために最善の準備をして、力を最大限に発揮する」と意気込んだ。 日本は最終予選を無傷の3連勝としていて、8大会連続のW杯出場へ力強く前進している。好調の要因に森保監督は「世界の競争の中で戦っている選手たちは、さらに上を目指している。相手を見下すことなく、緊張感を持って試合に臨んでいる」と述べた。また、会見に同席した守田英正（スポルティング）は「自分が代表に招集されるようになってからチーム力は今が一番。完成ではなくてよくなっていくので、期待してもらえれば」と充実感をにじませた。 オーストラリアは最終予選の3試合を終えて1勝1分け1敗と出遅れている。ただ、22年カタールW杯で決勝トーナメントに駒を進めるなど地力はあり、守田は「オーストラリアは絶対に勝たないといけないという気持ちでくる」と警戒。森保監督は「3連勝スタートは、明日の勝利を約束してくれない。選手たちには気を引き締めて思い切ってプレーしてもらいたい」と述べた。