チェコ航空、スカイチーム脱退 自社便終了しスマートウィングスが運航
チェコ航空(CSA/OK)は、航空連合「スカイチーム」を現地時間10月26日付で脱退した。同社が自社便名「OK」での運航を同日付で終了したことによるもので、101年の歴史に幕を下ろした。 同社は1923年に設立し、現存する航空会社としては世界5番目に歴史があった。2001年にスカイチームへ加盟。最終便はパリ発プラハ行きOK767便(エアバスA320型機、登録記号OK-IOO)となった。冬ダイヤ初日の10月27日からはチェコLCCのスマートウィングス(TVS/QS)の持株会社となり、スマートウィングスの「QS」便名で運航を継続する。 スカイチームによると、チェコ航空の脱退による影響は「ほとんどない」という。同社が拠点とするプラハへの接続は、加盟5社が維持するとしている。チェコ航空の脱退により、スカイチームの加盟社は19社となった。
Yusuke KOHASE