シリア旧反体制派指導者、制裁とテロ指定の解除要求 米紙
【イスタンブール時事】シリアで暫定政府を主導する旧反体制派「シャーム解放機構」(HTS、旧ヌスラ戦線)の指導者ジャウラニ氏は16日、米国や他の国々に対し、アサド旧政権下で科された対シリア制裁とHTSへのテロ組織指定の解除を促した。 米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)が一部メディアとのインタビュー内容として伝えた。 ジャウラニ氏は、制裁は「死刑執行人」を対象にしたものだとして、アサド前大統領の辞任により不要になったと指摘。シリアを立て直すために全ての制約を取り除く必要性を訴えた。ただ、ジャウラニ氏個人の「特別指定国際テロリスト」指定については、解除は「私にとって重要ではない」と述べた。