アップル幻の充電器「AirPower」試作機の充電シーンが初確認される
アップルが2017年に発表し、ずっと発売されずにいる幻の充電器「AirPower」の試作機がデバイスを充電しているシーンが初めて確認された。アップルコレクターが映像を公開。 【もっと写真を見る】
アップルが2017年に発表し、それからずっと発売されずにいる幻の充電器「AirPower」の試作機がデバイスを充電しているシーンが初めて確認された。アップルの試作機を集めているYouTubeチャンネル「Apple Demo」がXで4月8日に動画で発表した。 動画ではワイヤレス(Qi)充電に対応していないはずのApple Watchが、AirPowerの試作機に置くだけで充電されている様子を確認できる。 Prototype Apple AirPower with 16 coils (PROTO1) charging a Prototype Apple Watch Series 4 (DVT). It’s amazing that Apple Watch charging works, given wireless chargers today generally can’t charge Apple Watches. However, the Apple Watch on AirPower gets quite warm. #appleinternalpic.twitter.com/GfywG3KZS9 ― Apple Demo (@AppleDemoYT) April 7, 2024 また、「Apple Demo」ではその後YouTubeチャンネルの方も更新しており、そちらではiPhone、Apple Watch、Air Podsの3つのデバイスが同時に充電されている。 AirPowerの試作機は2種類あり、プロトタイプ1が16個の充電コイルを、プロトタイプ2が22個の充電コイルを持つようだ。 「Apple Demo」の説明によると、充電時にApple Watchはかなり熱くなるという。この発熱がAirPowerが世に出てこない理由かもしれない。 筆者紹介:篠原修司 1983年生まれ。福岡県在住のフリーライター。IT、スマホ、ゲーム、ネットの話題やデマの検証を専門に記事を書いています。 Twitter:@digimaga ブログ:デジタルマガジン 文● 篠原修司