【年金密着】老朽化著しい“都会の限界集落”『桐ヶ丘団地』に住む人々の年金の“リアル”を直撃!「年金では生活できない」「米は高くてマズい!」「そっちにもこっちにも不満だらけ」…それでも笑顔で生活続けるワケ
同じ団地に住む年金受給者の皆さん(71歳・74歳・81歳・86歳)と一緒に話を伺いましたが、疑問や不満がいろいろあるようです。
Q.年金だけで生活するとなると、苦しいなと思いますか? (74歳) 「年金では、生活できませんよね。私は、年金をもらいながら仕事もしています。造園関係、公園の管理人をやりながらやっていますけど、そうすると今度、そっちの収入のほうに税がかかってくるから、何のために働いてんだかワケわかんない」
(86歳) 「50万円以上働くと年金が少なくなる、基礎年金がカットされていくと聞きました。テレビの情報番組でやっている話を、毎朝聞いているんです」 (71歳) 「年金が減るというより、税金がかかってくるということでしょ?」
Q.ガス・電気・水道、どれぐらいかかりますか? (小坂さん) 「うちは、ガスと電気で1万円ちょっと。水道は別で、6000円ぐらい」
(71歳) 「私は、医者代にかかる。一回大体1000円だとして、週2回行っていますから。それで、薬とかは、また別だから」
(小坂さん) 「お米が高くなったから」 (81歳) 「高くてもいいから、うまきゃ良いんだけど、それがまたマズいんだよね」 (71歳) 「高くてマズいんだよね」
(86歳) 「ハガキが85円ですよね。今年は年賀状なしです」 (74歳) 「2022年あたりから、年賀状はLINEとかメールで来るようになりました。でも、LINEに繋がりがない知り合いとかいるもんな。だから、年賀状は何枚か出さなきゃダメだ…」
(81歳) 「そっちにもこっちにも、不満だらけですよ」 (一同) 「あはははは(笑)」 団地にお住まいの皆さん、貴重なご意見ありがとうございました。 (「情報ライブ ミヤネ屋」2024年12月16日放送)
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