食品会社で伊勢型紙や伊賀くみひもの伝統産業を体験 みそ汁飲み比べも 三重・四日市市
園児から高齢者までが伝統産業を体験=四日市市(三重テレビ放送)
様々な体験を通じて三重の産業を深く知ってもらおうと16日、四日市市の味の素東海事業所で伝統産業の体験イベントが開かれました。 三重県と味の素東海事業所が連携して開いたもので、今回が2回目となります。 伊勢型紙や伊賀くみひもなど6つの伝統産業の体験会が開かれ、園児から高齢者まで幅広い年齢層のあわせて約100人が参加しました。 伊勢木綿を使ってアートフレームを作る体験会では、参加者が好きな柄や色の裂地を思い思いの形に切り取り、オリジナルの作品を完成させていました。 また2020年に完成した「ほんだし」製造工場の見学も行われました。参加者たちは「ほんだし」を作るための3種類の鰹節の香りを確かめ、お湯でみそを溶いただけのみそ汁と、「ほんだし」が入ったみそ汁を飲み比べてだしの深みを味わっていました。 関係者は「三重の伝統産業や伝統工芸の情報発信につながれば」と期待を寄せていました。