チューリップフェア来て 砺波市が早めに案内、旅行会社に好評 台湾から誘客、現地でPR
砺波市は25日、台湾・台北市で2025となみチューリップフェアの誘客と、市産チューリップ球根の輸出拡大に向けたキャンペーンを行った。フェアの概要をできるだけ早期に案内してほしいとの要望があり、昨年より実施時期を2カ月早めた。台北の旅行会社からは年内に旅行の企画と募集が可能になったとして好意的な反応が聞かれた。 キャンペーン一行は坪田俊明商工農林部長ら市職員とチューリップ四季彩館職員の計3人で24日に台北入りした。25日は旅行会社5社を訪れ、来年のチューリップフェアの概要や新しい旅行商品を紹介した。旅行会社名が入るお土産セットプランを提案したところ、高評価を得たという。 観光、体験、宿泊、飲食など市内事業者の最新情報、旅行業者向けの情報も提供した。 ●球根輸出拡大も交渉 チューリップ球根の輸出先となっている士林官邸公園では、来年2月のチューリップフェスティバルに向けて打ち合わせした。砺波コーナーの球根の輸出日程について話し合い、カタログを使って今後の販売交渉も行った。公園の担当者からは、日本らしい装飾に人気が高く、期待感が示された。 台湾のキャンペーンは26日までで、高雄市の旅行会社も訪れる。