秋の観光にぴったりの最新移動手段!電動キックボード「FUTURE board 2」で都内を巡ってみた
近年、さまざまな種類のモビリティーの登場により、Z世代からも注目を集める電動キックボード。特定小型原付自転車に区分される電動キックボードは、免許不要で乗れる気軽さから、ひとつの移動手段として街で見かけない日がないほど利用者を増やしている。 【写真】「FUTURE board 2」に乗るにはいくつか条件もある そんななか、新たに「FUTURE board 2」という“キックしないEVボード”が登場した。操作性や安定性の観点で乗り心地が快適かつ、航続距離なんと100キロメートルの大容量バッテリーを兼ね備えた特定小型原動機付自転車だ。 「FUTURE board 2」は、キックボード特有の不安定さを解消するため、車体の重量配分やタイヤの仕様など走行安定性を重視した設計となっており、初心者でも安心して乗ることができる。また、16歳以上であれば運転免許証なしで乗ることができ、免許を持っていない人や都心部在住者など、新たな移動手段を探している人々の選択肢として勧められている。 今回は、「FUTURE board 2」を都内で体験してみた。 ■「特定小型原動機付自転車」とは? そもそも特定小型原動機付自転車とは、電動キックボードに代表される、原付自転車の中でも小型で運転に高度な技能を要しない乗り物を指し、2023年7月1日の道路交通法改正によって新設された車両区分だ。 16歳以上であれば、運転免許証なし、ヘルメット着用の努力義務があり、時速制限を切り替えることで車道と歩道のどちらも走行可能。ただし公道走行するためには、保安基準を満たしていること、自賠責保険への加入、ナンバープレートの取り付けが必須条件の乗り物となっている。 そんな特定小型原動機付自転車の「FUTURE board 2」は、モビリティサービスを提供するFuture株式会社が、大容量バッテリーを備える“100%Pure EVバイク”として 2024年8月28日より販売を開始。約5時間の充電で約100キロメートルの航続距離(※)を可能としている(最高速度は約20キロメートル/h)、今までにない特定小型原付自転車だ。 ※オプションバッテリー追加で合計2本搭載可能(バッテリー2本の場合は航続距離200キロメートル) ■「FUTURE board 2」で都内を散策してみた! 乗り方は意外と簡単で、片足を地面につきバランスを整え、右ハンドルを回し初速がついたら、両足をボードに乗せ、ライド開始! 車道の“最も左側”や、車道に白と青のペンキで自転車マークが描かれた自転車レーンを走行。注意しておきたいのが、交差点での右折時。「FUTURE board 2」は特定小型原動機付自転車なので、交差点での右折の際は2段階右折が必須だ。 自動車と並走して2段階右折をするのが怖い人は、時速制限を切り替え歩道の横断歩道を渡ってから右折し、再び安全なタイミングで車道に戻る運転がおすすめ。 ■「FUTURE board 2」は秋の観光におすすめ 表参道ヒルズやいちょう並木、おしゃれなカフェが立ち並ぶエリアなどの観光スポットが点在する明治神宮外苑エリア。各場所をそれぞれ歩いて移動しようとすると10分~30分ほどかかるので、「歩けないほどではないけどちょっと…」という距離だ。そういうときに「FUTURE board 2」に乗れば、景色を楽しみながら移動できる。 実際に乗ってみた感想としては、外苑前のエリアは道も広く、いちょう並木を横目に秋風を浴びられるのが最高に気持ちよかった。東京の観光スポットを一気に巡れる「FUTURE board 2」。運転も簡単なので、徒歩やタクシー移動では味わえない爽快な街巡りを楽しみたい人はチャレンジしてみよう。