クリス・ハート「父親としての時間をより大切にするため」12年所属ユニバーサルシグマから独立
歌手クリス・ハート(40)が、8日までにインスタグラムを更新。「この度、2024年12月31日をもって約12年間お世話になったユニバーサルシグマを離れ、新たに2025年1月1日から株式会社WINメディテーションジャパンにて活動していくことになりましたのでご報告させていただきます」と独立を発表した。 【写真】和装姿で独立を報告するクリス・ハート 米国出身のクリス・ハートは、2009年(平21)に来日し、12年に日本テレビ系「のどじまん ザ!ワールド」に出演し、優勝。13年4月6日放送の同番組で、ユニバーサル・ミュージックからソロ歌手として、メジャーデビューすると発表し、同5月1日、デビューシングル「home」をリリースした。 「15年前、異国の地から日本へ来て自分の目標に向かってチャレンジする中で音楽活動を通じ、多くの皆さまに支えられ、成長することができたのもこの経験を与えてくださったレーベル関係者の皆さま、テレビ局関係者やスタッフの皆さま、サポートミュージシャン、友人、そしてなによりも、活動を応援してくださったファンの皆さまのおかげと心より感謝しています。ありがとうございます」と感謝の思いをつづった。 独立を決断した理由については「今回の独立は、アーティストとしてさらなる成長を目指すとともに、父親としての時間をより大切にするための決断です」と説明。16年2月に第1子長男、17年10月に第2子長女、19年9月に第3子次女をもうけており「子どもたちとのかけがえのない時間を逃さず、親としての責任を第一優先に成長していきたいと思います」と家族、特に子供との時間を優先するためとした。 デビュー年の13年には、秋に全国ツアーを行い、大みそかのNHK紅白歌合戦には、松田聖子とのデュエット曲「夢がさめて」で初出場するなど躍進。17年4月には日本国籍も取得した。一方で、育児や音楽に関する勉強に専念するため18年4月から約2年間活動を休止。23年4月には、13年に結婚したシンガー・ソングライターの福永瞳との離婚を発表した。 「30代後半は活動休止をしたり、コロナにより仕事が不安定な状況になったりプライベートでも沢山の変化や葛藤がありました。そんな中で誰かのせいにするのではなく自分の人生や幸せは自分でつくっていける自分になりたいと強く思いこの決断に至りました」と思いをつづった。 そして「これまでの皆さまからの支えに心から感謝しつつ、今後の人生も自分らしく全力で歩んでいきたいと思います。皆さまにとって、この年が素晴らしい一年になりますように。父親として、異国の地で挑戦を続ける表現者として、益々精進して恩返しをしていく所存です。これからもクリス・ハートをよろしくお願い致します」と締めた。