小学生たちが「空飛ぶクジラ」 京都共栄高校で壁画体験会
特殊塗装された学校美術室の壁いっぱいに絵を描く「小学生壁画体験~空飛ぶクジラを描こう~」がこのほど、京都府福知山市東羽合、京都共栄学園高校で開かれた。子どもたちが空に浮かぶものを想像して描き、夢があふれる壁画になった。 共栄高総合コース美術系による体験会で、講師は学園の特任講師、中瀬雅朗さん(56)が務め、市内などの小学4~6年生16人が参加した。 美術室に施された壁画のキャンバスは横8メートル、縦3メートル。中瀬さんが事前に塗っておいた。 子どもたちはフェルトペンで、まず大きなクジラを描き、周りにクラゲやウミガメ、魚、気球などを加えていった。 中瀬さんから「ここに何かを描こう」などとアドバイスを受けた子どもたちは、ヘルメットをかぶり、脚立を使って高い場所でペンを動かした。 約1時間30分で完成。みんな出来上がりに満足して、記念写真を撮った。 雀部小学校6年の男児は「壁画は初めて。みんなで協力して描けるのがすごくいい」と話していた。