【陸上】砲丸投クルーザーが22m93のシーズン終盤で今季ベスト!200mはナイトンが制す/WAコンチネンタルツアー
世界陸連(WA)コンチネンタルツアー・ゴールドのボリス・ハンジュコビッチ記念が9月6~8日、クロアチア・ザグレブで行われ、男子砲丸投(7日)では五輪3連覇中のR.クルーザー(米国)が22m93のシーズンベストで優勝した。現在31歳のクルーザーは昨年23m56の世界記録を樹立。世界選手権はオレゴン・ブダペストの2大会連続で制している。 砲丸投クルーザーが3連覇の金字塔!!「復帰できるかどうか」の故障乗り越える/パリ五輪 多くの種目は8日に行われ、男子1000mではブダペスト世界選手権800m金メダルのM.アロプ(カナダ)が2分13秒13、男子3000m障害はブダペスト世界選手権4位のL.K.ベット(ケニア)が8分06秒33で大会新V。いずれも自己記録を更新した。 女子1500mではS.ヴィッサ(イタリア)が3分58秒33、女子400mはS.A.ウィリアムズ(ジャマイカ)が50秒00でそれぞれ大会記録で優勝。女子円盤投では五輪2連覇中のV.オールマン(米国)が67m74で貫禄勝ちを収めた。男子100mはC.リンジー(米国)が9秒97(-0.2)で、男子200mはブダペスト世界選手権銀メダルでパリ五輪は4位だったE.ナイトン(米国)が19秒93(-0.6)で制した。 男子110mハードルは、東京五輪金メダルのH.パーチメント(ジャマイカ)、パリ五輪銀メダルのD.ロバーツ(米国)を抑えた村竹ラシッド(JAL)が、自己3番目タイとなる13秒14(-0.5)で優勝した。 コンチネンタルツアーのゴールドラベルの大会はこれが今年の最終戦となる。
月陸編集部