【意外に難しい】東京23区で1番「面積が小さい区」はどこなのか 正解率は約3割だった
東京23区で1番「面積の小さい区」はどこかご存じでしょうか。 今回アンケートを取ったところ、全体の約3割が知っているという事実が判明しました。 ◆【写真2枚】東京23区の面積ランキング(小さい順)を見る 記事後半では、東京都の経済面について紹介します。 ※編集部注:外部配信先ではハイパーリンクや図表などの画像を全部閲覧できない場合があります。その際はLIMO内でご確認ください。
東京23区で1番「面積が小さい区」はどこなのか
LIMO編集部が全国の10歳代~60歳代の男女200名を対象に、「中央区」「台東区」「文京区」「荒川区」の4択のうち、「東京23区で1番面積が小さいのはどこの区でしょうか」というアンケートを取ったところ、全体の36%が中央区と回答。 次に多かったのが、29%の台東区。25%の文京区、10%の荒川区という順番になりました。 1000万人近くが暮らす東京23区。人口が1番多いのは世田谷区の約93万人、1番少ないのは千代田区の約6万人となっています。
東京23区の面積ランキング(小さい順)を見てみると…
東京都が公表している「都内区市町村マップ」によると、東京23区で1番面積が小さいのは台東区の10.11平方キロメートル。そんな台東区の人口は、約21万人となっています。 次に小さいのは、荒川区の10.16平方キロメートル。中央区の10.21平方キロメートル、文京区の11.29平方キロメートルという順番になりました。 東京区部(23区)全体は627.51平方キロメートルで、北海道・帯広市(618.9平方キロメートル)とほぼ同じ面積。人口約16万人の帯広市と比べると、東京23区に人口が集中していることが分かりますね。ちなみに、東京都の市町村で1番面積が小さいのは、伊豆諸島北部にある利島村の4.04平方キロメートルでした。
オランダ並みの経済規模を誇る東京都
ここからは東京都の経済面について紹介します。 人口はもちろん、経済規模も日本一の東京都。2021年度の都内総生産は、名目113兆7000億円で日本の約2割を占めています。2位の大阪府の府内総生産は、名目41兆3204億円(2021年度)なので、東京都の突出具合が分かりますね。 この113兆7000億円という数字は、オランダに次ぎ、トルコを上回る規模となります(令和3年度平均1ドル=112.36円で換算)。 いかがでしょうか。今回は東京23区で1番面積の広い区について紹介しました。 ●調査概要 ・調査日:2024年8月15日 ・調査人数:200人(全国の10歳代~60歳代)
参考資料
・クロス・マーケティング QiQUMO ・東京都「都内区市町村マップ」 ・帯広市「帯広市のプロフィール」 ・東京都「都民経済計算 令和3年度年報」 ・大阪府「大阪府民経済計算」
小野田 裕太